【誤解①】結婚できないのは、あなたに問題があるわけではありません。
アラフォーの独身女性に共通する悩みが「結婚できないのは私になにか問題があるじゃないか」というものです。
この気持ちよくわかります。私もずっとそう感じていましたから。
でも声を大きくしてお伝えしたいことがあります。
結婚できないのはあなたに問題があるわけではありません。ただ運が悪いだけなんです!
思い出してみてください。あなたがこの1年間で知り合ったイケメン独身男性は何人でしたか?
1人か、多くても2人なのではないでしょうか?
人によっては「そんな人は1人もいなかった」という人もいると思います。
それって「あなたに女性としての魅力があるかどうか」なんて関係ないですよね?
独身のアラフォー女子には世間の目も冷たいです。「あの歳で結婚できてないということは、どこかに問題があるに違いない」はっきりとそうは言われなくても顔にそう書いてありますよね。
でもそんな馬鹿げた考えに洗脳されないで下さい。
「長年付き合った彼氏とたまたま別れることになってフリーになったばかりの36歳独身女性」と「たまたまいい出会いがあって去年結婚した26歳既婚女性」に女性としての違いなんてありえません。あなたの身近にも「なんでこの人が結婚できていて私が結婚できないの?」と感じる女性いますよね?
彼女たちとあなたに違いがあるとするならば「運」だけです。
会社と家の往復だけでは、どう考えても運命の相手には出会えません
30歳以上の女性にとって、美人であることも、キャリアがあることも、残念ながら年齢を凌駕するほど有利にはなりません。
むしろ、社会的な地位や年収が上がるほど、相手選びに苦労することになります。
女性ほどシビアではありませんが男性であっても同じ状況です。
だからこそ、1秒でも早く婚活をスタートすべきなのです。
繰り返しになりますが、1年間で1人〜2人しか出会えなかった理想の結婚相手に半年から1年で会おうとするのが本気の婚活です。
「結婚したい!」「ワタシ結婚する!」と決意しただけで、変わらずに職場と家の往復を送っているのであれば、次に「結婚したい」と思える異性に出会えるのはいったいいつですか?5年後?10年後?20年後?
これが現実です。
女性は犬と同じスピードで歳をとります
「自分の年齢の前後3歳くらい」
「同じ年〜10歳年下くらいまで」
アラフォー婚活女子の多くが希望する男性の条件です。
気持ちはよくわかります。自分と4つ以上歳が離れているということは、どちらかが小学生の時に相手は高校生だったということですから、話があわない可能性がありますよね。
男性と女性の平均寿命の違いを考えると、10歳くらい若い男性の方が同じタイミングで老後を過ごすことができますので、とても合理的な考え方です。
でも、あえて真実をお伝えしたいのです。
「あなたは現実を全く分かっていない」と。
ほとんどの男性は分かり女性を求めます。20代の男性でも、50代の男性でもこれは変わりません。更に、男性は「年齢」「容姿」の順番で女性を見ます。
つまり、40代の美人よりお20代の普通の女性の方が婚活市場ではモテまくります。これが現実です。
婚活リサーチ会社のデータによると
「女性は1つ歳をとると、言い寄ってくる男性の年齢が6歳あがる」
そうです。
去年35歳の男性との出会いがあった人であれば、来年出会うのは42歳の男性、再来年になったら49歳の男性になるということです。
「婚活女子はドッグイヤー」
繰り返しますが、だからこそアラフォー女子は1秒でも早く婚活を始めるべきなのです。
どうかこの現実から目をそむけないで下さい。
【誤解②】「モテ」と「理想のパートナーとの出会い」は全く別モノ!
恋愛でモテる人が、結婚できるわけではありません。そもそも別のカテゴリーなのです。
恋愛(恋活)市場でモテるのは若くて派手な美女ですが、
結婚(婚活)市場でモテるのは、かわいくて贅沢じゃない女です。
ここに気づかずに、恋愛の延長線上で婚活をしている婚活女子多いのではないでしょうか?
だからお伝えしたいのです。
「モテ本なんて読んでも意味がない」のです。
モテ服・モテ仕草…女性誌にはこれでもかというくらい特集が組まれていますが、婚活女子が頑張るべきところはそんなところではありません。モテ本や合コンの女王の話を鵜呑みにしてはいけないのです。
北川景子さんの仕草は北川景子さんがやるから綺麗に見えるのです。合コンの女王は「モテの女王」であって、「結婚の女王」ではありません。
更に、男性は「40歳で美人」よりも「33歳下で並」の女性を求めています。
その証拠に、婚活をしているアラフォー女子は多いですが、ほとんどの人達があぶれています。
年齢に関わらず「結婚したら子供をもち家庭を築く」というのが男女共通の図式ですが、出産リミットがあるので30代後半の女性の切迫感は凄まじいものがあります。
ところがその一方で男性は「子供が欲しいので、なるべく若い女性」を希望するのです。これがアラフォー女子があぶれる根本的な構造です。
「子供が欲しい」と口にする男性が結婚相手として希望する女性の年齢は33歳以下です。おまけしても34歳以下でしょう。
残酷ですが、これが現実です。
また、結婚相談所や結婚情報サービスに入会した後にすることは「会員情報を検索してお見合いを申し込む」ことです。
ここで多くの女性は「年収600万円以上」「年齢33〜43歳」「東京都在住の独身男性」で検索をかけます。ここでヒットした人たちの中から、写真を見て雰囲気を判断してから「お見合いのオファーをする」ことになります。
婚活女子の最優先項目は「年収」なのです。年収600万円未満の男性にはそもそもオファーが届きません。
一方で、男性の最優先検索項目は「年齢」です。しかもほとんどの場合が「33歳以下」で検索します。つまり、いくら美人でも40歳以上なら写真さえ見てもらえないのです。
恋愛であればモテモテの「美人」や「イケメン」も、婚活市場は散々な目にあう。このことを是非覚えておいて下さい。
【誤解③】「年収600万円以上が希望です✨」というのは「東大以外は大学じゃないので受験しない」のと同じです
東京限定のデータですが、未婚女性の40%が年収600万円以上の男性と結婚したいと思っているそうです。
ところが25〜34歳の未婚男性の中で年収600万円以上の人は3.5%しかいません。つまり残りの96.5%の人達は対象外になるのです。
9割以上の候補者が消えるような、あなたのそのこだわりが「一体なぜ大事なのか?」一度真剣に考えてみて頂きたいと思います。
「相手の考え方や価値観を大事にする人」は結婚を引き寄せますが、「身長や年齢、年収などの数字にばかりこだわる人」は結婚を遠ざけます。
就職活動をしていた時のことを思い出してみてください。「資本金」と「従業員数」で志望先を決めた人なんていないですよね?
データを参考にしながらも、具体的な仕事内容や会社の雰囲気を先輩にあって聞いていたのではないでしょうか? 婚活も同じくらい本気で取り組まなくていいんですか?
数字ばかりに目がいく人は「世間的にその方がいいと思われているから」人気の条件を求めているだけです。「自分が本当に大事だと思うもの」を条件に設定すれば他のライバルよりも有利な婚活ができるのです。
更に「希望が多ければ多いほど、高ければ高いほど、条件に当てはまる人は少なく」なります。
どうか世間の一般論から抜けだして、あなたが本当に大事だと思うことを早く見つけて下さいね。その方がずっと楽に有利に婚活を進めることができますよ。
婚活市場の男女シェアは、男性3割で女性7割。この差は広がっています
女性の方が人口が少ないのにどうして比率が偏るかというと、理由は3つあります。
1つめの理由が、結婚への切迫感が男女間で大きく違うからです。これには女性には出産リミットがあることが一番の理由です。
2つめの理由は、男性の価値観が大きく変化したからです。いまの20代男性に多いですが、草食どころか、恋もエロもめんどくさいという自己完結型の絶食系男子が増殖しています。今後はいまの20代男性が30代・40代となっていくにつれて更にこの傾向が加速されていきます。
最後の理由は、経済的な理由で結婚を諦めてしまう男性が増えていることです。日本人の結婚観は昔から変わっていません。女性は結婚に安定を求め、男性は結婚に責任が伴うと考えるのが普通です。
安定を求める女性が求める年収600万円以上の結婚適齢期独身男性は、わずか5.7%。年収400万円以上でも25.1%しかいません。更に…20~39歳までの男性の4割が年収200万円未満。30代未婚男性の正社員率は55%、無職は12%もいる。
これが日本のいまの現状です。こんなに平均所得が下がり続けているにも関わらず、私たち女性は昭和時代と変わらずに「年収600万円以上の男性」を求めてしまっているのです。男性が結婚を諦めてしまうのもある意味納得ですよね。
女性は「養ってもらおう」と思っている限り結婚できない時代になっています
昭和の時代には戦後の復興が国の最優先の国策でした。
若い人達は聞いたこともないと思いますが、あの当時は「産めよ増やせよ」というスローガンが掲げられ、2人以上の兄弟姉妹がある家庭が当たり前の世界でした。
男性が家庭を顧みずに「より長時間働く」ことができるように、良くも悪くも、女性が家を支えることが当然だと認識されていたのが昭和の時代の一般的なモデルです。
ところが一定の経済成長を遂げた日本では、男性だけが社会に出て働き、女性だけが家を守るのが当たり前だという時代錯誤のモデルを捨てて、女性が働きやすい社会を実現しようとして「男女雇用機会均等法」が生まれました。これによって、女性の社会進出が大きく進み、核家族化が同時進行で進んでいったのです。
今の時代は、高度経済成長が終わり、終身雇用が保証されない時代へと突入しています。終身雇用が保証されないということは、リストラや倒産のリスクが大きくなったということです。こんな世の中では「夫婦で収入の柱を2本もつこと」が何よりもの安定となりました。
このように時代が大きく変わっているにもかかわらず
「結婚して養ってもらいたい」
「養ってもらえる男性にいつか出会えるはず!」
という考え方をするのは、いまの時代ではもはや幻想です。
「母親が専業主婦だったので私も同じようになりたいんです!」
そう思うのはあなたの自由です。ですが、そもそもあなたのお母さんが結婚した昭和の時代と現代は別の時代です。
現代でも専業主婦の女性はいますが、彼女たちは稼ぎのある旦那さんに自分の価値を認めさせる実力と努力があっただけなんです。厳しい言い方になりますが、あなたの運命とは何の関係もない話なのです。
そもそも「大人になったら欲しいものは自分の力で勝ち取るしかない」の現代の鉄則です。
一方で「親が共働きだったので寂しかったんです。子供には同じ想いをさせたくないと思っています」という人もいます。
繰り返しになりますが、そう考えるのはあなたの自由です。時代が違うのは先ほどの繰り返しになりますが、それ以上に「年収600万円以上の結婚適齢期の独身男性」は男性全体の5.7%しかいないのです。
「養ってもらう結婚」をあなたが望み続ける限り、結婚はどこまでも遠のくのが現実です。
更にあなたの年齢が上がれが上がるほど(ドッグイヤーですので)想像を絶する苦労を強いられるのは女性の側なのです。
あなたが、この古い価値観にこだわっている間に「結婚しても働きたい」「共働きでもいい」と考えている女性たちはそそくさと結婚し、働きながら子供を生んでいます
時代が変わっているのだから私たちも変わらなければいけません。ここに気付いた女性から幸せな結婚を手に入れていっています。
草食系男子に文句を言っている場合ではありません
そんな「ないものねだり」なことを言っている間に、ライバルにイケメンを奪われてしまっているのです。
草食系で積極的ではないということは「浮気をする可能性がほとんどない」ということでもあります。これは既婚女性にとって一番の安心材料ではないですか?
「いい女は追わせるものよ」なんていうバブル時代の考え方をしている人がもしいましたら、いますぐ考えを改めて下さい。そんなことを言っていたら一生結婚なんて出来なくなります。
【女性向け】ここまで待ったんだから・・・という終わってる考え方
「ここまで待ったんだから並大抵の男じゃ無理なの」というアラサー・アラフォー女子もいます。
正直なところ、ここまでくると手の施しようがありません。
理想というよりは既に幻想の男性を待っている間にもあなたの価値は下がり続けることだけは理解して下さいね。
高収入男への甘い期待は大きく裏切られます
実は「安定した生活をしたい」「贅沢したい」「専業主婦になって仕事辞めたい」という3つの思惑は高収入男性との結婚では満たされないことの方が多いのです。
高収入者には(当たり前ですが)会社経営者が多くいます。会社経営をしているということは、安定しているどころか不安定の塊です。いつ会社が傾いてもおかしくないのが会社経営者というポストなのですから、安定を求めるのであれば、自分も働いて家族の収入を分散するしかないのです。
更に「高収入の男性は奥さんに自由にお金を使わせてくれるはず」という甘い考えを持っていませんか? これは全くの勘違いです。
収入が多い男性は「金銭感覚がしっかりしている」人が多いのです。そのため「お金は自分で管理したがる」人が多くいます。お金の使い道を細かくチェックされるような生活を本当にあなたは望んでいるのでしょうか?
そもそも身の丈にあわない贅沢や浪費を求めること自体に問題があるのです。
結局のところ、旦那さんの収入が不安定ならば、結局自分で働くしかないのです。高収入の男性と結婚したら経済的に困らないなんて幻想なんです。
「いまの収入でどうやりくりするか?」あるいは「これからどうやって増やしていくか?」を2人で真剣に話し合える相手の方が、年収1,000万円だけど生活費しか渡してくれない相手よりもよっぽど魅力的なんです。
【誤解④】婚活するなら「まずは合コンから」という大勘違い
結局のところ、合コンで出会うことができる相手は「日常の延長線上の人」なんです。
出会いの「質」の観点から考えても
「合コンを繰り返していればいつか運命の人に出会える」
というのは大間違いです。ここを誤解している人は早めに目を覚ましてくださいね。
【誤解⑤】自然な出会いを引き寄せたい✨なんて時間の無駄
「結婚とは自然に出会うもの」という古い価値観は間違いだらけです。そして何よりも「婚活している自分に引け目を感じてしまう」ことこそが一番の問題だと私は思っています。
「自然な出会い」志向からどうか一刻もはやく抜けだして下さい。そんなものは嘘っぱちです。
自然な出会いを期待しているからこそ「恋愛にガツガツしているように見られてくない」と考えて、ネット婚活に二の足を踏んでしまうのです。自然な出会いを増やしたところで、いい出会いに巡り会える確率は決して高くありません。
自然な出会い志向の人は「作られた出会いだと打算が多くなりそう」とかいう意見もあります。でも、そういう人たちに逆に言ってあげたいです
「この歳だと今彼以上の人と出会うのは難しそうだから、この人と結婚しとこうかな」
こういう女性、結構多くないですか?
この人たちの方が「はるかに打算的」じゃないですか??
婚活ビジネスを利用すればこのような打算から確実に自由になれます。だって結婚相手の候補はいくらでもいるのですから。
【誤解⑥】「自分探し・自分磨きでモテ度UP!」という婚期を逃すだけの迷路
女性は25歳を過ぎると「自分探し」という名の迷路に入り込みます。
英会話、ヨガ、着付け、ワインなどケイコとマナブなアフター5を過ごし、しまいには海外留学とか考えだしたらもうアウトです。婚期を逃すコースをまっしぐらですから。
特にキャリアアップに成功してしまうと「もっとイイオトコじゃないと私には合わない」と思ってしまうので手におえません。
この流れにハマってしまう一番の問題点は「やっている本人が楽しすぎること」なんです。趣味が充実してしまうと結婚に対する意欲が落ちてしまうものなのです。
【誤解⑦】婚活を週末1日だけしている人。大学受験や就活と同じくらい真剣にならなきゃダメです
婚活と就活は同じです。数多く会えば運命の出会いの確率があがります。そして出会いを繰り返すことで自分が本当に望んでいる相手がどんな人なのか分かるようになります。更に、緊張せずに自然体で婚活ができるようにもなります。
婚活は大学受験や就職活動と同じくらい真剣に取り組むべきものなのです。
家を借りるときに「気に入ればどこでもいいです」という人はいません。「◯◯線の沿線で、駅からは徒歩◯◯分以内で、100m以内に◯◯があって、◯◯の設備は絶対にないと嫌」という条件を必ず不動産屋さんに伝えるはずです。
受験も同じです。「通学時間は◯◯分以内で、共学で、就職率が高くて、◯◯学科があること、キャンパスはこのあたりだから生活も楽しめそう」という感じで選んでいませんでしたか?
なぜここまで明確に条件を並べられたのかというと、出願する前に自分が志望する大学の条件を明確にしていたからです。就職活動も同じですよね。:
それなのに・・・
理想の結婚相手を聞かれると「背が高くて、かわいい系の顔で、友達ノリでいられる人!」とか答える人がいます。残念ながら こんな人は結婚できません。女子大生ならまだしもアラサー以上でこの程度の認識では甘すぎます。
更に、出会う前の準備なくして「理想のパートナー」はあなたの目の前には現れません。
「選ぶ前に選ばれる」
これが婚活の基本です。選ばれなければ結婚には近づけないのです。
それなのに多くの人たちが、選ばれる努力をせずに、相手にだけ高い理想を求めます。こんなのは虫がよすぎます。素敵な人に出会うためには自分も素敵にならなければいけません。
異性に出会うきっかけさえあれば結婚できると考えている人たちにお伝えしたいのはこの部分です。出会う前の準備が全くできてないあなたの元にハイスペックな異性は絶対にやってきません。
「もっと早く気づけたら…」と昔の自分に伝える気持ちで、これから本格的に婚活をはじめられるみなさんに「結婚できる気がしない人に共通する7つの誤解」をお届けしました。
厳しいことをいっぱい書かせて頂きました。でも、ここに記載したことが私が婚活を通して痛感した真実です。
どうかみなさんが当時の私と同じような失敗をされないことを心から願っています。
8社の婚活サービスを経験して結婚を手に入れたメグです。
「結婚できる気がしない」
「自然な出会いがない」
「結婚するにはどうすればいいの?」
30代〜40代の女性にとても多い悩みですよね。私も本気で婚活を始めるまでは、こんな不安に毎日押しつぶされそうでした。
でも本気で婚活して気付いたことがあります。
「もっと早く気づけたら…」と昔の自分に伝える気持ちで、これから本格的に婚活をはじめられるみなさんに「結婚できる気がしない人に共通する7つの誤解」を贈りたいと思います。
あえて厳しいことを書きましたが、どうか最後まで読んで頂けると嬉しいです!